島にんじんの下処理と炒め物

おすすめ食材

日本では、沖縄でのみ栽培されている島にんじん。

よく見かけるオレンジ色のニンジンと比べて細長くて黄色みがかっており、風味も全然違います。柔らかいので生でもいけますし、火も通りやすいので、お料理しやすいですよ〜

内地では見慣れないと思うのですが、栄養価も高いです。沖縄の方はよく、チムシンジという汁物に島にんじんを入れていますね。

冬場に沖縄に行かれた際は、こちらの記事を参考にぜひ味わってみてくださいね。

用意するもの

  • 島にんじん 1〜2袋分
  • まな板、包丁
  • しりしり器(スライサー)
  • 保存袋
  • たまご 1〜2個
  • シーチキンの缶詰 1〜2個
  • 塩 少々

作り方

1.島ニンジンは買ってきたらすぐ、よく洗って葉の部分を切り落とします。にんじんや大根、カブなどもそうですが、葉がついていると身の養分がどんどん取られてしまうのです〜 すぐに切って別々に保管しましょうね。

 

2.葉っぱにも栄養がたくさんありますから、よく洗って切っておきましょう。今日は一緒に炒めちゃいます。

3.身の部分は、しりしり器を使って2、3本分を途中まで千切り状にします。早い〜 めっちゃ便利〜 沖縄料理ではしりしり器必須なので、100円ショップなどでぜひGETしましょう!

4.しりしりしきれなかった部分と、残りのにんじんは、こんな感じに切って、後日スープに使います。保存袋に入れて、冷凍しちゃいましょう〜

 

5.今日は、青パパイヤもしりしりしてあったので、島にんじんと青パパイヤのしりしりを作ります。 フライパンを強火にかけ、ツナ缶を開けて、その上に島にんじんと青パパイヤを入れて、少しだけ塩を振って炒めていきます〜

6.2〜3分でしんなりしてきますので、卵を割って、フライパンの中で、混ぜ混ぜします〜 

7.卵に火が通ったら、完成でーす!味が足りない人は、塩を振って調整してくださいね。

栄養的解説

島にんじんには、普通のオレンジ色のにんじんと同じくカロテンが豊富です。カロテンは体内でビタミンAになり、細胞分裂を促進し、目や皮膚、粘膜などを保護すると言われています。

ビタミンA入りの目薬、よく売ってますよね。

冬場にお肌がカサカサになっちゃう人、喉がイガイガしちゃう人にも、ビタミンAおすすめですね!

そしてビタミンAは、脂溶性ビタミンと言って、体内で脂と一緒に吸収されます。

にんじんしりしりは油で炒めていますし、シーチキンや卵といったタンパク質もとれますから、カロテンの吸収アップ♪そして粘膜やお肌の材料である、タンパク質もバッチリ補給できますね♪

ほかには、ビタミンB1, B2, Cや、鉄、カルシウムなども入ってます。

ビタミンB群や鉄は、エネルギー代謝を助けますので、元気に遊んだり、お仕事や運動でパフォーマンス発揮したい人にも最適ですね。骨を強化するにもいいメニューと言えそうです。

にんじんをしりしりするところから炒めるまで、慣れれば10分とかかりません。時間があるときに多めにしりしりしておいて、保存袋に入れて冷凍しておくこともできます。

栄養満点の時短メニューとしても、にんじんしりしり、殿堂入りですねー!

今日のポイント

  • 島にんじんは、沖縄だけで作られている、やわらかくて調理が簡単な、おいしい食材♪
  • にんじんしりしりは、カロテン+油+タンパク質で、お肌や粘膜、目や骨にもいい、かんたん栄養メニュー♪
  • 時間があるときにたくさん下処置して冷凍しておけば、いつでも炒め物やスープがかんたんにつくれる♪

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