栄養満点☆冷凍しじみをストックしよう♪

簡単レシピ

ダイバー&つり人な私、実は、あさりやしじみの砂抜き観察が大好きなんですがww

今日ご紹介するしじみは、もはや殿堂入り食材といってもいい食品の一つだと思います。貝類ですので、タンパク質はもちろん、ビタミン、ミネラルが満遍なくたくさん取れます。

そしてしじみといえば、オルニチン。
オルニチンは、肝臓がアンモニアを解毒するのを助け、疲労回復にも効果が。最近では美肌効果や安眠にもいいという研究結果も出ているようですよ。

砂抜きちょっと面倒かも・・という方も、コツを覚えれば基本放置プレーですw

しかも!しじみは砂抜き後に冷凍保存するだけで、栄養価と旨味が手軽にアップ♪知ってました〜??

さっそく、手順を見ていきましょうー!

用意するもの

  • しじみ 2、3パック
  • ザル
  • 500mlの空のペットボトル
  • 水 500ml
  • 塩 2gくらい(使う水の0.3-0.5%)
  • しじみを重ならずに並べられる、2センチくらいの深さの平らなお皿
  • お皿を十分に覆う大きさの、新聞紙や雑誌

作り方

1.しじみをパックから出して、真水でよく洗い、平らなお皿にしじみを重ならないようにならべます。

2. 500mlのペットボトルに2g程度の塩を入れ、満タンまで水を入れてフタをしてよく振ります。2gの塩は、製品にもよりますが、だいたいティースプーンすりきり1杯くらいです。これで0.3-0.5%の塩水ができます。

※ちなみにアサリの砂抜きは3%の塩分で行います(ペットボトルのフタ約2杯分)。この違いは、しじみは汽水域と言って炭水と海水の混ざるところに生息しているためです。アサリと同じ塩分濃度で塩抜きすると、味が落ちたり死んでしまったりしますので、注意してくださいね〜

3.、2で作った水を、1のお皿にいれます。このとき、しじみがちょっと水から出るくらいに入れます。水をなみなみいれてしまうと、しじみが窒息して死んでしまうことがありますので、これまたご注意を〜

4.新聞などをかぶせ、冷暗所に3〜5時間ほど置いておきます。夏は冷蔵庫の中がおすすめです。

5.砂やゴミを吐いた水をすて、真水できれいに洗って、今度は水なしのお皿にしじみを重ならないように並べて冷蔵庫で3時間ほどおきます。この作業により、貝のアミノ酸がマシマシに♪

6.すぐに使わない分は袋に入れて冷凍保管します。冷蔵→冷凍と、段階的に冷やしてあげることで、アミノ酸がさらにマシマシに♪♪♪なんと、生の8倍にまでなるとのデータもあるようですよ〜

7.スープや味噌汁を作るときは、水に冷凍しじみをいれ、沸騰して貝の口がひらけばOK。そのままでも十分出汁が出ていますし、少量の塩や味噌で、味を整えてもOK!

私は酒粕と味噌のブレンド汁にして、仕上げにあまに油やMCTオイルをかけて飲むことが多いです。

ここまで説明しておいて何ですが、どーーーしても砂抜きは面倒>< という方へ朗報です♪

実はこのような、冷凍しじみという商品もありますww ただし、ボイルして冷凍させたものですと、その過程で水溶性ビタミンなどの栄養素が減っている可能性があります。どのような下処理をしているのか、袋の説明をよく読みましょうね〜



栄養的解説

貝類は基本的に、タンパク質とさまざまなミネラルが一緒にとれる、栄養的にも大変優秀な食品です。

しじみの他にも、あさり、牡蠣なども大変おすすめ食材です。

その上で、しじみにふくまれる栄養素をみていきますと、ビタミンはA、B群、C、D、E、K、ミネラルはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅などがふくまれています。すごー!

さらにしじみには、最初に書いた通り「オルニチン」という肝機能をたすけるアミノ酸が多く含まれていること、必須アミノ酸の含有量が多いこと(いわゆる「アミノ酸スコア」が92もあります!)から、疲労回復や睡眠の質の向上、アンチエイジング効果などがあるといわれています。

今日ご紹介した冷凍しじみをストックしておいて、サッとスープやお味噌汁に使えば、このスーパーフードをいつでも簡単にとれますね!

私は、スーパーで半額のしじみを見つけた時に買い占めて(笑)、一気に3、4パック分作って冷凍していますよ〜

今日のポイント

  • しじみやあさりなどの貝類は、栄養満点の殿堂入り食品!
  • しじみやあさりなどの貝類は、砂抜き後に水なしで3時間ほど冷蔵庫で冷やすと、アミノ酸が増えて栄養とうまみがアップ!
  • しじみはさらに、冷凍保管することで、生のものよりも最大8倍、アミノ酸がマシマシに!
  • 調理は冷凍のまま、茹でたり蒸したりするだけで簡単に一品完成!



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