先日、趣味のダイビングで、沖縄に行ってきたのですが、帰りに、新しくなったばかりの牧志の公設市場に短時間ですが寄ることができました!
すぐにフライトの予定だったので、思い切って沖縄県産の豚の三枚肉と、真空パックの中味(豚の内臓をよーーーく洗ってボイルしたものです)を購入♪やたー♪♪♪
実は、どちらも内地では買えない品なのです!県産品は、何が違うのか?!今日は、実は簡単なラフテーの作り方をご紹介しながら、沖縄県産の豚の三枚肉の秘密について、解説します〜♪
用意するもの
- なべかフライパン 三枚肉が十分な水でゆでられる大きさ
- 豚の三枚肉(いわゆる、豚バラのブロック肉です) 500g〜おこのみの量
- しょうゆ 大さじ3〜
- 黒砂糖(なければ本みりん、はちみつ、他の砂糖などで代用OK) 大さじ2〜
- 泡盛(なければ日本酒や焼酎でOK) 200ml
- かつおだし 600ml〜
- 水 1000ml
- 青ネギやしょうが おこのみで
- 千切りしょうが、白髪ネギなど おこのみで
作り方
1.鍋かフライパンに三枚肉をそのまま入れ、水を入れて火にかけ、一度、ゆでこぼします。
2.お肉と鍋についたアクをきれいに洗い、肉を食べやすい大きさに切ります。
3.鍋にお肉とかつおだし、お好みでネギや生姜を入れ、中火で煮ます。
4.だし汁が沸いてきたら弱火にし、砂糖、しょうゆ、泡盛をいれてことこと煮ます。味見をして、お好みで調味料の量を調整してくださいね。
5.一時間ほど煮て、お肉が柔らかくなってきたら火を止めて、時間がある人は温度が下がるまで待ちましょう。この間に、肉にさらに味が染み込みますよ〜
6.お好みで、生姜の千切りや白髪ネギをのせて、できあがり♪
ちなみにこのレシピ、醤油を少量のお湯で溶いたみそに置き変えると、みそ味のラフテーができますよ。これまたトロトロ美味〜!みそ味の場合はねぎやしょうがは入れずに煮た方がおいしいと思います。こちらもよかったら、ぜひ試してみてくださいね〜
煮汁の脂肪分が気になる方は、煮汁を一晩冷蔵庫に入れると脂肪の層が固まって取り除きやすくなりますよ。
栄養的解説
さてさて、冒頭でも触れた、沖縄県産の豚肉のひみつ、一体なんでしょうかー?
正解は、豚の皮がついていることですー!
豚の皮、わかりますか??脂身の一番上の5mmくらいの層の部分です。
煮ると、すきとおってキレイですね〜
内地に出回っている豚バラ肉には、この、皮の部分は除去されています。残念!
豚の皮は、脂質が少なくタンパク質がいっぱい。お料理で使うゼラチンの原料の1つでもありますし、コラーゲンサプリも豚皮由来のものがありますね。
つまり、豚皮つきの三枚肉は、通常の豚肉の栄養(タンパク質、ビタミンB群、D、E、鉄や亜鉛などのミネラル)に加え、良質のタンパク質(コラーゲン)が、マシマシ!
ラフテーは、かつおだしで長時間コトコト煮ることで、煮汁にもコラーゲンほか栄養が溶け出ています。煮汁を1日おいておくと、コラーゲン成分が固まってプルップルになります。これを捨ててはもったいない!
スープに溶けて、吸収もしやすくなっているタンパク質、ラフテーは是非とも、煮汁ごといただきたいですね。消化吸収能力が落ちている方は、脂分を除去して、煮汁だけ飲んでもいいと思いますよー
私は肉じゃがやカレーに入れたり、鳥レバーを煮たり、そのままご飯を入れて卵雑炊にしたりして、いただいています〜
そして最近では、なんと!
こんなお菓子も登場しています。私も昨年、スパイシー味を宮古島で買って食べましたよ。やや硬めですが、ノンフライでおいしかったですよー
栄養満点の豚の皮。そして皮付き肉。沖縄に行ったら、ぜひラフテーを食べてみてくださいね。そしてレシピもこちらの通り、とても簡単ですから、機会があればぜひ、作ってみてください♪
今日のポイント
- 沖縄県産の豚の三枚肉(バラ肉のブロック)には、皮がついている♪
- 豚の皮は、脂質が少なくコラーゲンがいっぱい♪♪
- ラフテーの煮汁は、コラーゲンはじめ、豚の栄養がいっぱい♪ 次の日、お肌ツヤッツヤ♪♪♪ 捨てずに、食べよう〜